「龍馬君の部屋」パート4

 我が家の愛犬龍馬君は今朝ちょっと戻してしまったようです。どうやら草をたくさん食べてそれを戻したようなのですが、ある獣医さんによればそれは普通の症状で心配する必要はないとのことなのですが、やはり飼い主としては心配になってしまいますよね。母は、今朝はいつもより2時間も早く龍馬を朝の散歩に連れて出かけました。土砂降りの中だったので、帰ってきた龍馬をタオルで拭こうとする妻を、龍馬はしきりにからかっておりました。私にも「タオルを取りに来てみ!」と挑発的な態度でした。(2005年6月30日朝撮影)

 どうも私のホームページは愛犬龍馬に占領されてしまった感がありますね。この愛くるしい表情の数々を見たら、本当にもう何も言えなくなってしまいますし、解説の言葉も必要ないでしょう。龍馬がもの憂げに外を眺めているところなどは、本当に人間の子供のようです。最後にひっくり返っているのは何をしているかわかりますか。この状態で私たち夫婦に向かって「ワン!」と吠えているのです。つまりパフォーマンス付きで私たちに「遊びに来い!」と訴えているのです。参りました。(2005年6月29日昼〜夜撮影)

 下痢からはすっかり立ち直った龍馬ですが、さすがに真夏日がこう続くと昼間は少しでも涼しい場所を求めてはぐったりと横たわっています。でも食欲は普通にあるようです。散歩に出るときはさすがに外の風が気持ちいいようで、急に元気になった龍馬は草むらの点検に余念がありません。龍馬は土の臭いが大好きなようで、土を掘り返したばかりの場所や畑に特に興味を示します。散歩から帰ってきた龍馬はさすがに疲れたようでしたが、夕食はなぜかビニール袋の中から食べることを敢えて好んで、妻が一生懸命わざわざビニール袋の中にえさを入れてあげていました。理由は全く理解できません。そしてその後の龍馬はかつてのギャングに戻り、すっかり元気を取り戻して部屋中を大はしゃぎして駆け回っておりました。壊れてしまったのではないかと思ったくらいです。私は思わず妻に訊いてしまいました。「ねえ、何か薬でもやった?」(2005年6月26日夕方〜夜撮影)

 今日は久しぶりに龍馬の散歩のデジカメを持って出かけました。もちろん龍馬はじっとしていることはほとんどありませんから、彼が何かに夢中になっている瞬間を見計らってシャッターを切りました。夏が近づくにつれて草むらには小さな昆虫がたくさん登場しています。それが龍馬にとってはまず一番大きな関心の的なのです。とにかく動くものを見ると本能的にパクッといきますからバッタなどを食べてしまわないように、十分注意していなければなりません。カマキリなどは体内に回虫を必ず持っていますからそんなものを食べたら大変です。それでも、龍馬は瞬間で動くので気が気ではありません。
 龍馬はおしっこをしった後に、草むらや土を後ろ足で蹴るのが大好きなので、その蹴っている瞬間を撮影しようと思ったのですが、動きが激しくてちっともピントが合いませんでした。
 龍馬が伏せをしている写真がありますが、これは遠くから別の犬が近づいてきたときの龍馬の姿勢です。特に興味がある犬が近づいてきたときには必ずこの姿勢で相手が近くまで来るのを待っています。別に喧嘩を売っている訳ではないのです。今日はたまたま3匹の猫に囲まれてしまってちょっとピンチになってしまいました。龍馬は大喜びなのですが、相手はすでに攻撃態勢に入っているのです。その場から脱出するのには気を遣いました。
 帰りに龍馬と出会った小さな雌の柴犬(9ヶ月)が龍馬に大喜びで飛びついてきました。もう喜びすぎておしっこをもらしてしまうくらいです。ついでに私のところにも来て顔をペロペロ舐めるのです。飼い主の女性は私が「龍馬」と口にすると、「ああ、この子が龍馬君なんですか。噂は聞いています」と言っていました。有名人なんですね、うちの龍馬君は。
(2005年6月21日夕方撮影)

 一番最初の写真は、昨夜の2時頃です。私が2階の寝室に上がって寝ようと思ってふと龍馬を見ると、ものすごい格好で熟睡していたものですから、思わずシャッターを切りました。部屋の電気をつけるわけにはいかなかったので、そのせいでピントがちょっとずれています。次の写真からは今朝の龍馬の様子です。私が庭の紫陽花の撮影に外に出ようとすると、すかさず龍馬がやってきて、「パパ、僕もお外に行きたいよう!」と訴えかけるような目で私の方を見ていましたが、私は英会話学校の授業が控えていましたので、龍馬の視線を無視して外に出て行ってしまいました。龍馬は遠くを見つめるような目でおりましたが、そうかと思うといきなり大きなあくびをしたりしておりました。最近の龍馬は本当によく眠ります。夜熟睡していないということはないと思うのですが、昼間はエネルギーの浪費を防ぐためなのか、とにかく暇さえあれば少しでも涼しいところを見つけて居眠りをしているのです。まるで人間の赤ちゃん並みの睡眠時間ですね。ですから、夜になって私たちが眠くなる頃にはものすごく元気で、眠たい私たちにしきりに一緒に遊んでくれるようにせびるのです。困ったものですね。
 最後の龍馬の写真は、母と私だけが家にいた今日の午後、龍馬が二人が勝手に出かけないように見張れる台所の出口で私たちの邪魔をするように寝転がっている様子です。龍馬は賢いですね。
(2005年6月18日深夜〜昼過ぎまで撮影)

 龍馬は、昼間誰かが出かけてしまうと、すぐに玄関のマットの上かタイルの上に陣取って番犬と化します。今日は母が買い物に出かけてしまって、妻の佳代子も昔の市立図書館の同僚たちと昼食会で家にいません。龍馬のつまらなそうなもの憂げな表情を見てください。パパがいても、パパはたいていはコンピューターに向かって仕事をしているかソファーに寝ころんで居眠りをしていたりするので、龍馬はつまらないのでしょうね。(2005年6月16日昼過ぎ撮影)

 龍馬は布団の上で一通りなでなでされた後、満足したのかケージの中に母が置いてくれた牛乳と鶏肉の缶詰を目指して突入して行きました。そして朝食が済むと、満足そうに布団の上に戻ってきて大きなあくびを二つ三つしたあと、いつもの網戸のポジションに移動して外をじっくりと眺めだしました。すると台所の方で母が「龍馬、散歩に行く前にちゃんとご飯を食べちゃいなさいよ!」と大きな声をかけたので、龍馬は「もう食べたよ」と振り返ったのです。(2005年6月16日早朝撮影)

 夜仕事から帰ってきて、コンピューターに向かっていたパパの周りをうろちょろしていた龍馬君は、とうとうパパに捕獲されてしまいました。最初は必死でもがいて何とか逃げようとしていた龍馬君も、なでなでされているうちに眠くなってしまったようでした。かわいくて仕方ないパパです。(2005年7月4日夜撮影)

 夜の龍馬はすっかりくつろぎムードで、一生懸命骨をかじっていたかと思えば、あごが疲れて床に顔をつけて横たわってみたりと、自由奔放な生活ぶりです。そしてその翌朝はあいにくの雨。龍馬は嫌そうな顔をしてレインコートを着せられていますね。そして大好きなはずの散歩も、雨の中ではさすがに面倒らしく、階段を下りていく後ろ姿も「できれば行きたくないなあ」という気持ちが感じ取れるほどぐでぐでしておりました。(2005年7月3日夜〜4日朝撮影)

 龍馬が腹を上に向けた体勢で寝るときには、非常にバランスがとりにくいようで、自分のケージの網などに足をかけたりして安定を保とうとするようです。でもこの格好よく見るとおかしいのです。下半身は上を向いているのに上半身は横を向いています。そしてその後、布団に移動した龍馬は佳代子にお休みの挨拶をするのでした。(2005年7月3か深夜撮影)

 龍馬が真剣な顔をして待っているのは、母が龍馬の胃腸薬を入れて作ってくれている6Pチーズです。龍馬は乳製品だけあってチーズが大好きです。そして、食事を終えると満足して玄関先のマットの上か、居間の網戸の龍馬専用のマットの上で居眠りを始めます。後半は夜になって散歩から帰ってきた龍馬が気持ちよさそうに扇風機の前で眠っていたところを、妻の佳代子が起こしに行ったものですから、ついでに佳代子をぺろぺろ攻撃し始めた龍馬です。そしてその後私につかまって臭い取りのドライシャンプーの洗礼を受けることになりました。自分の臭いを消されてしまった龍馬は居間のマットの上でしきりと臭いを取り戻そうと奮闘しておりました。(2005年7月2日撮影)

 雨の中の朝の散歩から帰ってきた龍馬は、いつもに増して狂ったように部屋中を駆けめぐっておりました。体を拭いてもらったタオルを振り回したり、もう大運動会です。一通り暴れ回ると喉が渇いたのか、ゲージの中に入っていってお水をがぶがぶ飲んでおりました。そして今度は居間の網戸のところに敷かれた自分専用の毛布に体を押しつけてもがいていたかと思うと、お昼寝に入ってしまいました。まあ忙しい子です。これも彼なりの儀式なのでしょう。(2005年6月29日朝撮影)

 最初の写真で龍馬が真剣に待っているのは何だと思いますか?それは母がチーズに包んでいる食欲が出るための薬なのです。粉薬も甘くできているようで、龍馬はもともtチーズが大好物なのでもう早く食べたくて仕方ないのですね。大きく拡大した写真はその龍馬の必死な表情を上から撮影したところです。夜になると、佳代子を呼びつけて小さな骨をとってもらった(骨がある場所を見つめながら「ワン!」と何度か吠えるのが佳代子に対する合図なのです)龍馬は、すぐに骨を二つに砕いてしまいました。そして、その後は扇風機の前に陣取って佳代子に甘えだしたのです。まったく我が家の将軍吉宗公です。(2005年6月28日朝&夜撮影)

 下痢がやっと治った龍馬はやはりどこか元気がありません。カリカリのえさもあまり気に入らないようで、ちっとも食べないのです。この情けない表情を診てやってください。いつもの元気いっぱいの龍馬はどこへ行ったのでしょうね。さすがに夜は缶詰の肉も加えてあげました。ばくばく食べていましたが…。(2005年6月24日朝撮影)

 龍馬は今朝方から大変な下痢をしてしまい、一緒に寝ていた母は早朝からずっと龍馬の世話にかかりっきりだったそうです。私は午前中に英会話の授業があって出かけてしまったのですが、その間に心配した母がかかりつけの獣医さんに診せに連れて行ってくれたところ、消化不良を起こしているからカリカリのドッグフード以外はできるだけ与えないようにして欲しいと言われたそうです。太い注射をされるとき、龍馬はいつものように母にかじりついていたものですから、獣医さんに大笑いされてしまったとか。便の検査の結果、悪い病気ではなくただの消化不良ということで5時近くになってやっとカリカリをもらうことができた龍馬です。でも龍馬はカリカリに口をつけずに、いつもの網戸越しに現在庭を眺めております。
(2005年6月22日午後撮影)

 夜の龍馬は眠たくなると、布団の上でやたらとじゃれつきます。昨夜は弟が来ていて全く居眠りをしていなかったので、大好きな弟が帰ってしまった後の龍馬は突然眠気をもよおしたのでしょう。しきりに母にじゃれついておりました。そして、今朝の龍馬はちょっと眠そうですね。(2005年6月19日夜〜20日早朝撮影)

 龍馬は誰かが玄関を出ようとすると、すぐにパトロールにはせ参じます。そして玄関のタイルの上に降りて、窓ガラスから外をじっと観察するのです。そして退屈すると、あたりに置いてある靴をいたずらします。母の靴も私の靴も片方のひもがほどけていました。ひもがほどけている程度ならまだいいのですが、どこかをかじられてしまっているともう履けません。そうこうしているうちに神出鬼没の龍馬は居間の床の上に移動して、そしてちょっと油断したすきに母が使っていたタオルをゲットしました。最後の写真などは「誰にも渡さないからね!」と私たちに挑戦的な表情を見せているのがよくわかりますね。龍馬からタオルを取り返すのは難儀です。(2005年6月19日昼過ぎ撮影)

 今日は日曜日で家族のみんなが起きたのは9時30分近くでした。私が2階から降りてくると、龍馬はしっぽをちぎれるほど振って私を大歓迎してくれました。たった一晩顔を合わせなかっただけでも、龍馬はとにかく嬉しくて仕方ないのです。自分一人だけが早くに目覚めて、他のみんながまだ起きる気配がないものだからきっと寂しかったのでしょうね。そして母が朝食を準備すると、ミルクを飲み干し、肉の缶詰を完食し、カリカリをたいらげ、あっという間の出来事でした。(2005年6月19日朝撮影)

 龍馬は大きな骨をかじるのが大好きですが、ひとりぼっちでかじっているのはそんなに好きではないようで、私や妻が骨を持ってあげているといつまでも飽きずにガリガリやっています。もうあごがはずれてしまうのではないかと心配になってしまうほど大きな口を開けて、また歯が欠けてしまうのではないかと不安になってしまうほどものすごい力でゴリゴリやっているのです。自分の前足を使って骨を押さえたりする仕草は本当にかわいらしいでしょう?親ばかですかね。(2005年6月17日夜佳代子撮影)

 昼間は何かいたずらできるものはないかとあちこち探索を続けるいたずら龍馬です。掘りごたつのある部屋の窓から外の庭を見ているのは、猫が来ていないかどうかを確かめているのです。龍馬は猫が大好きです。もちろん猫の方は龍馬には近寄って欲しくはないのですけれどね。夜になるともう龍馬は眠くて仕方ありません。布団を敷いてあげると、いつの間にかその上に来て寝ころんでいます。今晩は佳代子が面白そうに龍馬をからかっています。布団の中の龍馬も可愛いですね。(2005年6月16日午後&深夜撮影)

 早朝の龍馬はあいかわらずいろいろとおもしろいポーズと愛くるしい表情を見せてくれます。今朝は肉球と男の子の大事な場所のお手入れに余念がなかったようです。その後で私の顔をペロペロ舐めるわけですから、ちょっと複雑な気持ちになりますよね。
 大きなあくびをしたり、カメラをじっと見つめたり、横になったり、ひっくり返ったり、まるでモデルになったような気持ちでいるのでしょうか。最近ではフラッシュをたかれて撮影されることの意味もよく理解してきたような気がします。
 犬は基本的には夜行性なので、早朝はきっと眠いのでしょうね。それでもたった今どこからかティッシュをくわえてきて、母に叱られています。本当にいろいろしでかしてくれるやつです。
(2005年6月14日早朝撮影)