龍馬君の部屋パート23

 昼間の龍馬はほとんどの時間を寝て過ごします。以前から書いているように、夜の間は熟睡しないで番犬をしているからですね。まあ、龍馬の場合は夜の間も熟睡してしまっているような感じがしますが。彼は、きっと自分がこの家の主だと思っているのではないでしょうか。昼間、ソファーの上で余裕で眠っている姿と寝顔を見ると、こちらまで幸せな気持ちになってしまいます。(2007年1月4日・昼過ぎ撮影)

何か威張ってる?それに新春の記念撮影なのにあくびなんかして、大物ですねえ。いきなりママにキッスですか?

 龍馬にとって小さい頃に中で過ごしていたケージはどういう意味を持っているのでしょう。今でも彼にとっては「基地」的な存在なのでしょうか。自分の体が大きくなって手狭なケージは決して居心地がいいとは言えないと思うのですが、なぜか龍馬はケージの中では安心したような癒された表情を見せてくれます。
 龍馬が好きなポーズは、写真のようにケージから身を乗り出すようにして周囲を観察する姿勢。もちろんこのまま眠り込んでしまうこともあります。ケージの中に体を入れていることが、安心感につながるのでしょうか。それは戦場の兵隊たちが、防空壕から顔を出して外の様子を見るときの安心感に似ているかも知れません。
 面白いのは、どんなにケージの中でくつろいでいるように見えるときでも、龍馬は周囲の様子に敏感にアンテナを張り巡らしていると言うことです。今朝、龍馬がケージの中で眠っているとき、私はわざと「それじゃあ、龍馬にはお留守番してもらって…」と声に出してみました。すると、龍馬は「お留守番」という言葉にさっと反応して飛び起きてしまいました。「お留守番」=「ドライブ」という方程式が龍馬の頭の中にはインプットされているのでしょう。そんな実験ばかりしていると、龍馬に信用してもらえなくなってしまうので注意しなければなりませんが、その後2回ほど同じ実験をしてみたところ、結果は全く同じでした。驚きですね。(2007年1月8日・昼前撮影)

 よく、犬に顔を舐められたりするのは良くないと言われますが、我が家ではそんなことはもう問題ではありません。龍馬は完全に家族の一員でペット以上の存在ですから、龍馬に舐められて衛生的ではないからという理由で避けたりすることは、母も妻も私も絶対にあり得ないのです。犬はとても敏感です。お客さんが来るからと言うことで、私が玄関に消臭スプレーをまいたりすると、龍馬はとても悲しそうな顔をします。「僕が臭いのかなあ」という表情をさせるのは本当にかわいそうですね。ですから、我が家では空気清浄機を玄関に置いて、生徒さんやお客さんに不快な思いをさせないようにしています。空気清浄機が常に稼働していれば、龍馬がショックを受けることもないのです。龍馬が優しさの表現として顔を舐めてきたとき、もし家族が顔を背けたりしたら、きっと龍馬の受けるショックはこの上なく大きいでしょう。同じ家族の一員ですから、運命共同体なんですよね。ところで龍馬が背負っているのは龍馬専用の毛布です。本人はあまり気にしていない様子。(2007年1月7日・昼撮影)

 龍馬がお気に入りのリビングの窓際。ここには冬の陽だまりが出来て、確かにうとうと寝転がっているのにはもってこいの場所です。庭も見渡せるので、大好きな猫が通ればすぐにわかる。番犬龍馬の腕の見せ所です。
 龍馬は相変わらず家族の人間のスリッパを盗むのが大好き。スリッパをくわえて逃げ回っていれば、必ず誰かが追いかけてかまってくれるからです。ところが今日はパパのスリッパを見事に失敬したのはいいのですが、パパもお母さんも知らんぷりで騒いでくれません。最初は余裕の表情を見せていた龍馬も、だんだん物足りなくなったのか、最後にはスリッパは放棄してしまいました。普段ならまずあり得ない光景なのですが、こういうことも起きるわけですね。
 その後、ママとお母さんが一緒に買い物に出かけてしまったので、現在龍馬は玄関とリビングを行き来しては、情けない叫び声を上げています。「どうして僕を置いてっちゃったんだよう!早く帰ってきてよう!」とばかりに、それこそこれ以上悲しいことはないんだというような断末魔の叫び声です。何も知らない近所の人が聞いたら、絶対に龍馬が虐待されているものと勘違いすることでしょう。
 家族の誰か一人でも欠けてしまえば大騒ぎする寂しがり屋で甘えん坊の龍馬。でもこんな寂しがり屋に育ててしまったのは、私たち家族に人間であることは確かなんですよね。考えてみれば、龍馬がいなくなったらきっと私たちが大騒ぎするんです。似たもの同士なんですよね。(2007年1月7日・夕方近くに撮影)

 この記念撮影の後、すぐに母のための布団を敷きましたが、龍馬はその毛布をはぎ取った上に、さらに落ち尽きなくうろうろして、挙げ句の果てには台所のドアを自分で開けて玄関に出て行ってしまいました。妻と二人で、もしかしたらストーブが暑かったのかなあという結論になり、妻がストーブを消すと、どうやら私たちの予想が正しかったらしく、龍馬はすごすごと戻って参りました。動物は敏感ですね。(2007年1月8日・夜撮影)

 スリッパを持ち去った龍馬は、私がパソコンに向かってHPの更新作業を続けている最中も、ずっとスリッパを離しません。そのうち、あまりに誰もかまってくれないので、いきなりスリッパをくわえてフロアに落として大きな音を立てました。やっとあきらめたかなと思って、テーブルの下に足を伸ばすと、どこからかいきなり龍馬がすごいスピードで現れて、私の負け。今は妻と取り合いを演じています。(2007年1月8日・夕方撮影)

 今日の龍馬は朝から食欲がありません。ゆうべ食べ過ぎたせいでしょうか。母は心配して医者に連れて行こうと言いましたが、私は「ぐっすり眠れば元気になるよ」と母の申し出を却下。そして龍馬君は午後になってから徐々に元気を取り戻し始め、夕方にはすっかり元通りの大食漢になったのでありました。いきなり食卓のところに参上していつものおねだりです。その後、ひとしきり元気に活動していたかと思ったら、いつの間にか母の背中にべったり寄り添って眠り始めました。かわいい寝顔に家族は安心したのでありました。(2007年1月5日・夜撮影)

 実は、この記念写真を撮る前に、龍馬は妻と団地の両親の三人を引き連れて、夜の散歩に出かけたのでありました。珍しいメンバーを引き連れての散歩はさぞかし楽しかったことでしょう。鶴が台団地に住んでいる妻の両親は、龍馬のことを孫のようにかわいがってくれます。龍馬も両親が遊びに来るともう大歓迎。新年の初散歩は、義父母にとっても楽しい想い出となりました。(2007年1月3日・夜撮影)

 グーグルで「石山龍馬」を検索すると、全国でたった一件だけヒットする龍馬。HPというハイテクのお陰で全国にファンが出来た彼は、今年は精神的にひとまわり大人になりました。写真撮影はあまり好きではなく、自分からポーズをとったことなどない龍馬ですが、今晩だけは自分からソファーを降りてきて、パパのカメラの前にちょこんと座ったのでした。すました顔が「来年もよろしくね!」と言っております。
(2006年12月31日・21:45撮影)

 さあ、龍馬を夕方の散歩に連れて行こうかと、妻が龍馬を捜すと、龍馬はソファーの上で気持ちよさそうに眠っておりました。しかも枕の上に乗ってです。このポーズは決して「やらせ」ではありません。龍馬が自分から枕をうまく利用して眠っていたのです。賢いね。(2007年1月14日・夕方撮影)

いくらおねだりしても、君が大食漢であっても、天ぷらは無理じゃないっすか?

優しい龍馬の一シーンなんですが、この闘犬のような格好ないったい何なんでしょうね

午前中ずっと食欲がなかった龍馬君は、夕方過ぎにはすっかり復活したのでありました。心配させて…

ぽかぽか陽気の昼間、ソファーの上で王様気取りの龍馬です。天下を取ったような余裕を感じますね

散歩に行くだけなのに、遠くを見つめて旅に出るような雰囲気の偉そうな龍馬君です

大晦日の夜だということがわかったのか、珍しく自分からソファーを降りて撮影に応じた龍馬です

 私たちが食事に出かけるときも、買い物に出かけるときも、自分は駐車場の車の中にいなければならないのに、龍馬は必ず一緒についてきます。ドライブが大好きな龍馬ですから、動いていようが駐まっていようが、車の後部座席にいることができればそれで満足なのでしょう。窓は最近ではずっとこのくらいに大きめに開けてあげます。最初の頃は、あまり窓を大きく開けすぎると、その間から逃げてしまうのではないかと心配したのですが、高いところから飛び降りるのは苦手な龍馬です。高所恐怖症はパパと同じ。駐車場では、ちょうど焼き鳥の屋台が出ていて良い匂いがあたり一面に漂っておりました。大好物の鶏肉の匂いを龍馬が逃すはずはありません。真剣そのものでしょう?(2007年1月14日・午後撮影)

 団地の義父母は龍馬が大好きです。龍馬も義父母が大好き。この日は義母さんが1個600円もするおいしいプリンを買ってきてくれました。もちろん龍馬もお相伴にあずかったことは言うまでもありません。翌日の昼間の龍馬はちょっと食欲がなかったようで、写真のようにリビングの大窓のそばでゆったりひなたぼっこです。写真はガラス窓越しに撮影していますが、よく写っていますね。(2007年1月14日・昼前撮影)

 龍馬は食べ物の匂いがするとすぐにおねだりに来ますが、もちろんほとんどの食べ物は口には合いません。リンゴとかみかんなどの果物を好んでくれればいくらでも上げるのですが、さすがに天ぷらは油っぽくてねえ。どうせ食べないだろうと思って海老天の衣をとって小さいかけらをあげたら、おいしそうに食べてしまいました。でもね龍馬君、長生きしたかったらカリカリドッグフードで我慢した方がいいんだよ。(2007年1月10日・夜撮影)

 龍馬はスリッパだけでなく、よくビニール袋も持ち去ります。別に食べるわけではないのですが、私たちが必死になって取り返そうとするのが面白いようです。これは龍馬にとってはあくまでもゲームなので、私たちが関心を示さないと意味がないのです。この日は母も私も龍馬の遊び相手にならずに「そのビニール袋龍馬にあげるからね」と言ってやりましたら、龍馬はいきなり不安になったようで、テーブルの向こうからこちらの様子をしきりにうかがっておりました。その表情の何とユーモラスなこと。たぬきかと思いました。(2007年1月9日・昼過ぎ撮影)

 最後のショットが良いですね。「パパ、ちゃんとお母さんにありがとうしたの見てた?」っていう感じでしょうか。龍馬の伸びはとても面白いんです。いつからかこういうやり方を独自に開発しました。まずは前足をしっかりと伸ばしてから、次に後ろ足。これで完璧です。この時期にはそれほど毛は抜けないのでブラッシングも比較的楽ですが、龍馬にしてみれば肌に心地良い刺激のあるブラッシングは、毛が抜けるとか抜けないとかにかかわらず、至って気持ちいいものなのです。子供の頃は嫌がったブラッシングも、今ではすっかり慣れてしまいました。(2007年1月6日・午後撮影)

 最近の龍馬のアピールは次第に巧妙になってきました。電気の通ったホットカーペットをめくり上げれば、危ないから自分の方にみんなの注意を向けることをよく知っています。今日はなかなか望みがかなわないのでしばらく粘っていて、とうとうチーズクッキーをゲットしたのでありました。ときどき、言葉をしゃべっているような犬と猫の中間くらいの泣き声を上げることがあります。そのうちいきなりしゃべり出したりしてね。でも、龍馬の日々の急速な進化を見ていると、いつそんなことが起きてもおかしくない感じです。(2007年1月6日・昼過ぎ撮影)

 ママとパパにだっこされて良い気持ちになった龍馬は、たまにカメラ目線になったりして素直に撮影に応じておりました。龍馬は相変わらずだっこが大好きです。だっこされると人間の体温を感じて安心するのでしょうね。もうすぐ3歳の龍馬は、日に日に顔が凛々しくなってきています。目もぱっちりと大きくて、柴犬の原種とはかなり違った顔つきなのではないでしょうか。(2007年1月3日・朝の散歩前と散歩後に撮影)

 これは新春初散歩直前の龍馬です。新春のパパとママとの記念写真だと言うのに、まあ態度のでかいこと。宙を見つめる龍馬の表情は、どことなく遠くの海を見つめる坂本龍馬を思わせます。パパにだっこされた龍馬は、パパに無理矢理ピースをさせられて、本当に迷惑そうですね。基本的に手を触れるのが嫌いで、お手もしない龍馬なので、ピースはまっぴらごめんなのです。(2007年元旦・朝撮影)

 龍馬の朝食はごくありきたりなものに見えるでしょう?ところが違うんです。母がいつも牛肉や鶏肉を湯がいてカリカリドッグフードの上に載せてあげているんです。ものすごく豪華な食事で一日をスタートする龍馬。今年も元気いっぱいにスタートしました。(2007年元旦・朝撮影)

こちらの様子をうかがう龍馬。たぬき顔?

スリッパを持ち去った龍馬は、撮影を続けるパパにこれ見よがしに、そのままテーブルの下に。まだ返してくれません…

スリッパ返すから、遊んでよ、パパ!

ブラシをかけてくれているお母さんにはきちんと「ありがとう」をしなくちゃね

龍馬の「前伸び」「後伸び」を撮影した貴重な写真となりました。ブラッシングは最高だね、龍馬

とうとう見事にお母さんからチーズクッキーをゲットしたのでありました

ホットカーペットをめくってアピールして、挙げ句の果てはその上で寝込む仕草を見せた龍馬は…

元気に活動した後は、いつものようにお母さんの布団の上でぐっすりおねんね

それでもしつこく粘って、最後にママから海老のかけらをゲットする龍馬君でありました

奪い返そうとすると、わざと大袈裟にうなって私たちをからかいますが、本気ではありません

ビニール袋を持ち去っていって、パパとお母さんを挑発する龍馬です。上目遣いがかわいいですね

龍馬がくつろいでいるところに、パパがデジカメを持って参上しました

そして夕食が負えた後、お水を飲んで、いきなり龍馬はパパのスリッパを盗んでいったのでありました。これ、仕返し?

新年明けまして、ママにだっこパパにだっこで満足の龍馬君です!

パパに無理矢理ピースをさせられて迷惑そうな龍馬

2007年最初の朝食です。今年もばくばく食べそうな龍馬君でありました

龍馬君、眠たいところ、撮影に協力してくれてありがとう!

せっかく気持ちよく眠っていたのに、パパのデジカメのフラッシュで起こされてしまった龍馬は、とても迷惑そうです。ごめん!

最初は余裕をぶっこいていた龍馬も、誰も相手にしてくれないので次第に不安になっていきましたとさ

大好きなリビングの窓のそばでうたた寝をする「窓際犬」の龍馬でした

妻と、団地の両親と、龍馬君の新年初ショット。龍馬と妻の両親は大の仲良しなんです

団地の義母さんが遊びに来てくれました。龍馬は義父母が大好きなので大喜び!

何やら難しい表情でひなたぼっこをする龍馬です。紫外線の影響はないのかなあ?

窓から顔を出して駐車場の匂いをしきりに気にする龍馬君。実は駐車場には屋台の焼き鳥の匂いが…

龍馬の目ってこんなに大きかったんですね。ママと同じ

パパと一緒に、ママとお母さんが買い物から戻るのを、まだかまだかと待つ龍馬です

Please don't disturb!

せっかく気持ちよく眠っていたのに、ママに起こされて嬉しいような、迷惑なような…