龍馬君のページパート13

 朝の散歩に出かける前の龍馬は本当に眠そうです。いつもこうやってリビングの南に面した大きな窓のそばに行ってひなたぼっこをしながら気持ちよさそうに寝そべっております。この朝は窓に手をかけてバランスをとっていたようです。龍馬の食事は2種類。カリカリフードと柔らかフード。この2種類を1日に2回は平らげてしまって、それでも食欲はまだ満たされないようです。10s前後が標準の柴犬なのに、もうすぐ15sはちょっとでかすぎ!(2006年2月10日・11日朝撮影)

 最初の6枚は昼間の龍馬で、後半の6枚は夜の龍馬です。昼間の龍馬はとにかくあちこち歩き回って何か遊ぶ物がないかと探索に余念がありません。台所に入り込んで何をしようとしているのでしょうね。いつもは空いたペットボトルをせしめてきて、それをぽこぽこ言わせながらもて遊びます。夜の龍馬はどこか寂しそうな甘えん坊の表情ですね。要するにちょっと眠たくなっているのです。そして、気が向くとホットカーペットに横たわったママの顔を舐めに行きます。パパかママのどちらかが二階に上がっていく階段の音を耳にすると、大急ぎでキッチンから玄関のホールに通じる扉を自分で開けて、ホールに出て階段を見上げます。本当に寂しがり屋の龍馬です。夜の龍馬は何かが欲しいと猫のような甘えた声を出してパパとママにせがみます。(2006年2月6日昼間&夜撮影)

 節分の豆を一生懸命に食べる龍馬です。最初は玄関にまいた豆を次から次へと食べてしまったので、ちゃんとカーペットの上やダイニングの床に置いてあげたり、ママが手から食べさせてあげたりしました。そうしたら、食欲が刺激されてしまったようで、あちこちに何か食べるものはないかと探索を始めました。そしてパパの革手袋の小指の先も龍馬君の胃袋に。豆は食べ飽きたようですが、結局食べ過ぎてしまったらしく、この写真をすべて撮り終えた後で、実は食べたものを戻してしまった龍馬です。でも、おいしい豆をお腹いっぱい食べることができて満足だったことでしょう。(2006年1月23日夜撮影)

 パパと仲良しの龍馬君は、一つの枕をパパと分け合って気持ちよく眠っておりました。そこへママがカメラを持って登場したので、ぱと目を開けてしまったようです。パパはぐっすり眠っていて全く気がつく気配もありません。人間は鈍感なのです。そして冷たい雨が降る翌朝。龍馬君はお母さんに連れられて朝の散歩に出かけることになりましたが、冷たい雨が嫌なのか足がなかなか前に進みません。「勘弁してくれよ…」と語る龍馬の後ろ姿です。
(2006年1月31日夜&2月1日朝撮影)

 龍馬は私たちが買い物に出かける気配はものすごく敏感に察知します。今日も母の荷物の運搬があるので車で近くのクリエイトまで出かけようとしたら、龍馬はすぐに玄関に現れて私にだっこをせがみました。つまり「僕も連れてってね、パパ」という意味なのです。私はすぐに龍馬を車に乗せてあげました。龍馬は15センチくらい開けてもらったウィンドウの上の隙間から顔を出して外を眺めるのが大好きですが、自分だけ車の中に取り残されるのはものすごく寂しいようです。龍馬の表情がどことなくさえないのは、「パパ、どうして僕はお外に出してもらえないの?」と少々落胆しているからなのです。ごめんね、龍馬君。(2006年1月30日午後撮影)

 冬も山場を迎え、龍馬の身体はすでに春を迎える準備を始めたようです。最近になってから、また大量に毛が抜けるようになりました。もうそろそろ春毛に生え替わる時期なのでしょう。その量たるや半端ではありません。母がブラッシングをするそばから私が掃除機で浮いた毛を吸い取るという段取りです。実は今朝の散歩に出かける前に一度外でブラッシングは済ませているのです。それでもまだ出るは出るは。(2006年1月30日昼撮影)

 今日は2月19日(日)、2月15日の龍馬の2歳の誕生日から4日がたちましたが、今日は遅ればせの誕生祝いをしてあげました。パパが腕によりをかけてホットケーキを焼いてあげたのです。大きなホットケーキをまるまる一つ平らげてしまいました。その上でまだママのホットケーキを一切れ食べておりましたので、大丈夫かなと思っていたら、最後の写真を見てもわかるように、「もうこれ以上は食べられないよ」とばかりダイニングキッチンの私たちのところには寄ってきませんでした。いつもはなかなか人間の食べ物をくれないのに、今日に限ってはたらふく食べさせてもらえたのできっと不思議に思ったことでしょう。恐らくは自分の誕生日であることは認識していないと思いますから、龍馬にとっては「ラッキー」な一日だったに違いありません。(2006年2月19日朝と昼過ぎに撮影)

 2月15日で2歳の誕生日を迎えた龍馬。育ち盛りの龍馬は体重こそ13.9sと安定していますが、まあよく寝ること寝ること。ソファーの上で寝転がっている龍馬の眠そうな顔を見てくださいな。昼間は万事この調子です。そして本来は夜行性である犬ですから、夜になると活発になります。でも骨をかじっている龍馬は寝転がりながらの芸当ですから、これは明らかに「横着食い」ですよね。(2006年2月16日昼〜17日夜撮影)

 龍馬は庭を猫が通るともう大変な騒ぎになります。玄関からリビングの窓ガラスまでをダッシュで移動しながら、吠えるとも何とも言い難い声で大騒ぎをするのです。リビングの窓ガラスに手を当てて背伸びをしている姿はまさにプレーリードッグ。フラッシュをたいたので私の姿まで映ってしまっていますが。ママが掘りごたつのある部屋の窓を開けてあげると、龍馬はさも何か大事件でもあったかのように、ママと一緒に外を丹念にのぞいておりました。その後、ホットカーペットの上で気持ちよさそうに寝ころんでいたので、パパが後ろからそっと近づいて添い寝を。腕枕をしてあげたのですが、あまり喜んではくれませんでした。
(2006年2月12日午後・夜撮影)

 昼間、リビングの窓際でうとうとしていた龍馬。そのうち、ホットカーペットの上に横になったママのところにきて、たっぷりと甘え始めました。「ママ、なでなでしてよ」という表情を見てください。体はものすごく大きくなっても、いつまでも甘えん坊の龍馬君です。(2006年2月12日午後撮影)

 今朝の龍馬君は何やら考え深げにじっと外を眺めておりました。私がそばに行ってカメラを構えて後ろから「龍馬、ほらこっち向いて」と声をかけ続けましたら、何回目かでやっと後ろを振り向いた龍馬。「パパ、ちょっと考え事してるんだから、邪魔しないでよ」という表情でした。本当に迷惑そうですね。
(2006年2月2日朝撮影)

 龍馬は普通前の腕は触らせないのです。つまり「お手」というごく普通の業は龍馬には教え込んでいません。ところが、最近は腕をさすってもらう気持ちよさを覚えて、平気でマッサージをさせてくれるようになりました。まるでお殿様です。また龍馬の朝の姿は本当にバラエティーに富んでいて笑わせてくれます。眠そうに窓際でひなたぼっこをしていたかと思うと、ケージに移動して居眠りをしたり、骨を抱えてホットカーペットの上に寝そべったり、あるいはローラーで身体をマッサージしてくれと母にせがんだりします。そして、今晩の龍馬は実におかしな行動を見せてくれました。私が龍馬のマットを冗談で龍馬の背中にかけてやると、嫌がってふりほどくかと思いきや、龍馬はちっとも気にせずにそのまままるで競馬の馬のような姿でカーペットの上をうろうろし始めました。そして寝込んでいたママの顔を舐めにいったりと、何と不思議な犬なのでしょう。最近はママにしっかり教え込まれた言葉は理解できるようで、二人でよく会話をしています。
(2006年1月27日〜28日にかけて撮影)