龍馬君のページ11

 朝の龍馬君はホットカーペットの上で遊んでいたかと思うと、いつの間にかカーテンの向こう側でひなたぼっこを始めておりました。冬の日だまりは温かいですからね。そして次の瞬間、またホットカーペットの上に戻って来て、思わずすごいポーズで寝込んでしまいました。パパがフラッシュをたいたのに気づいた龍馬は起きあがって、「やばいところを撮られちゃったなあ」という顔でこちらを恨めしそうに眺めておりました。
 私たちが朝食をとりはじめると、龍馬は早速テーブルに急行。特にママが食べていたトーストはおいしそうなガーリックバターの匂いがしていたので、もう欲しくて欲しくて仕方ありません。それでもママは手を舐めさせてくれるだけなので、龍馬君はパパのお茶を飲んじゃおうかと一瞬迷った様子。カメラを構えてばかりいるパパの方を真面目な表情で見上げるのですが、結局パパも何もくれませんでした。残念だったね、龍馬!(2006年1月20日・21日朝撮影)

 知らない人が来たら、絶対に踏んづけてしまいますよね。私だって「ねえ、龍馬はどこにいるの?」と母に訊いたくらいです。「布団の中にいるよ」と言われてよく見ると、確かにほんのちょっとだけもっこりしている場所があります。上からそうっと触ってみると確かに龍馬の感触。そのうち、息苦しくなったのか、龍馬は布団の下の毛布だけの部分に移動しました。手の先だけが見えていたかと思うと、顔を出したりしていて、私が撮影しているものですから、そのうち「わかったよ。起きればいいんでしょ、パパ。起きるってば」と嫌々布団から出てきて伸びをしたかと思うと、また布団の上に戻って、どうしようかしばらく考えていた結果、また横になってしまいました。本当に寒がり屋の龍馬にとって、級に冷え込みが厳しくなった冬はこりごりのようです。(2006年1月7日早朝撮影)

 龍馬君、パパに新年初だっこです。今日はひときわ寒かったので、だっこされると龍馬は大人しくなってしまいます。温かいのでしょうね。今日の夕食は弟一家との大晩餐会になったので、龍馬は母に新年のお祝いの牛肉をもらうことができました。かまぼこも食べさせてもらって満足した龍馬は、ソファーの自分の場所に陣取って居眠りを始めました。でもこれから寒い寒い夜の散歩が待っているのです。(2006年1月2日17:25撮影)

2006年(平成18年)の幕開けです

 例によって龍馬君は朝の散歩に行く前の最後の抵抗を試みています。散歩自体は好きなのですが、要するにハーネスをつけられるのが嫌なのですね。普段は何の束縛もない自由な状況で部屋の中を駆け回っているものですから、首輪をされると自由を奪われたように感じるのでしょう。もちろん、一旦外に出てしまえば大喜びで突っ走って行こうとする龍馬なのですが。(2006年1月23日朝撮影)

 甘えん坊の龍馬君は嫌がらせ攻撃に突入しました。ママが一生懸命新聞を読んでいたので、その新聞の真上に腹ばいになってママが新聞を読めないように邪魔をしているのです。邪魔をしているというより、「ママ、新聞なんか読んでないで、僕と遊んでよ」という感じなのでしょうが、ママは本当に新聞が読みたかったらしく、本気で龍馬をどけようとしていました。「どけよ!」…ああ、かわいそうな龍馬君。(2006年1月23日夜撮影)

 龍馬君はいつもと同じようにソファーの上で気持ち良さそうに寝ておりました。それは昼間の話。夜はせっかくソファーでくつろいでいたところをパパとママにしつこく迫られてどうしていいかわからないと言った顔。特に「ねえ、ママったら、パパがしつこいんだよ」とやたらと顔をひっつけてくるパパには閉口したようでした。いつもは龍馬君のペロペロ攻撃にやられている私たちなので、たまには逆襲もいいでしょう?(2006年1月11日昼・12日夜撮影)

 龍馬はなぜか私の弟が大好きです。子分のような存在なのです。弟の車のドアが閉まる音を耳にすると、大急ぎで玄関に飛んでいきます。今晩は弟に無理矢理派の検査をされておりました。弟には絶対に逆らってはいけないと思いこんでいるようです。その分、ママと一緒のときは甘え放題の龍馬。パパと一緒の時も思いっきりくつろいでいますね。今はリビングの布団の上でぐーすか熟睡しております。(2006年1月9日深夜撮影)

 この冬場になってからの龍馬の食欲の旺盛さと言ったらそれはそれはものすごいのです。自分のご飯をしっかりと食べ終わった後でも、私たちが食卓を囲んでいると、何がテーブルの上に乗っているかどうかというのは二の次で、必ずおねだりに来ます。彼の満腹中枢はいったいどうなっているのでしょうか。そして写真の龍馬の目を見てください。売るした目で見つめられたら、何だかかわいそうになってしまう気持ちがおわかりになるでしょう?(2006年1月9日昼撮影)

 今夜は龍馬はいつもよりも疲れていたのか、大人しくぐっすりと布団の上で眠っておりました。私が添い寝をしてなでてあげても、いつもならそれが気になった場所を移動してしまう龍馬が今夜に限ってはじっとしてすやすやと眠っているのです。でもママが近づいて添い寝をし始めた途端に、龍馬はぱっと目覚めてしまいました。龍馬にとってはやはりママは特別な存在なのでしょう。二人で仲良しのツーショットです。(2006年1月8日深夜撮影)

 散歩用のハーネスをつけられるのが大嫌いな龍馬は、「さあ、散歩に行こうか」という声が家族の誰かの口から発せられると、途端に捕まらないように部屋のあちこちに隠れようとして逃げ回ります。今朝は残念ながらソファーの上でママに捕まってしまいました。観念した龍馬はまあ割と大人しくハーネスをつけさせてくれますが、いつも散歩前の捕獲劇は必ず行われます。ところが外に出ると大喜びですっ飛んで行ってしまう龍馬です。(2006年1月6日朝撮影)

 最近の龍馬はとにかく食欲旺盛で、自分のご飯を全て食べ尽くした後でも、私たちの食卓に顔を出します。私たちが何か食べているときっとおいしいものに違いないと思うのでしょうね。「僕にもちょうだい!ねえ、ねえ、僕にもちょうだいってば!」とおねだりに来ます。今回はりんごをもらいに来たようです。人間の食べ物はできるだけあげないようにしていますが、りんごなら大丈夫でしょう。まさに自然食ですからね。ところが龍馬は柑橘系はダメなのです。
 1月2日に弟一家が遊びに来ました。すると龍馬は大喜びで、ボールをくわえてソファーの上からリビングの床の上まで、自由自在に飛び回っておりました。とにかくお客さんが来るともう大喜びなのです。人間はみんな自分と遊んでくれると思っているのでしょうね。(2006年1月1日夜&2日昼撮影)

 新年が明けた朝の龍馬は実に眠そうです。これから朝の散歩に出かけるところです。布団の上に伏せをした龍馬は、「パパ、何か特別なことでもあったの?今日は僕の誕生日だっけ?何?何?何なの?」という感じですかね。今年は君の年なんだよ!(2006年1月1日朝撮影)

 母と妻が大晦日の買い出しに出かけてしまうと、龍馬はいきなりとんでもない声で遠吠えを始めました。まるで絞め殺されるかのような悲哀に満ちた泣き声。「ママたちが僕を置いてった」と悲しんでいたのでしょう。私はそんな龍馬に言いました。「ねえ、龍馬、それちょっと大袈裟じゃないの?」すると龍馬は自分のゲージの敷物の下に敷いてあった新聞紙をひっかいてぼろぼろにしてしまったのです。龍馬なりの報復攻撃だったのでしょう。買い物から帰ってきて家族みんなで年越しぞばを食べた後、妻が文句を言いながら敷物を直していると、龍馬は妻の作業を興味深げに見つめておりました。その後で、ママからお説教をされている龍馬が写っているのですが、2枚目の写真ではもう視線をそらしていますから、ちゃんと聞いているのかどうかは疑わしいものです。(2005年12月31日・大晦日夜撮影)

 ソファーで昼寝を楽しんでいる龍馬はまさに「天使の寝顔」です。ちゃんと枕に頭を乗せて寝ている姿が本当に愛くるしいですね。パパに捕まっている龍馬は、またゴミ箱からティッシュを引っ張り出してくわえているところを、パパとママに挟み撃ちされて捕獲されてしまったときのもの。二本足だけで立たせてはみたものの、テレビのCMに出てくる柴犬のようにそのまま歩くのはちょっと無理そうです。(2005年12月30日・31日昼撮影)

 パパの横たわっているソファーのちょうど真後ろで眠っていた龍馬が、ふと目をやるとリビングの中央で何やらとんでもないポーズで寝っ転がっているではありませんか。私も妻もあきれてしまいました。私たちに甘えようとしてこういうポーズをわざととることはあるのですが、たった一人でリビングの中央でこんな状態になっている龍馬は初めて見ました。これでは映画の「ガーフィールド」と全く同じです。もう漫画の世界。(2005年12月28日夜撮影)