「龍馬君のページ」パート9

 今朝はさすがに冷え込みが厳しかったので、目覚めた龍馬はそのまま布団を丸めてその中に収まってとぐろを巻いておりました。眠そうな顔をしております。そりゃあそうでしょう。夜は熟睡しないのが犬です。元々は、暗い夜は敵から襲撃されることを警戒して、熟睡しないのが犬科の動物たちです。そして、安全な昼間になってから安心できる場所でうたた寝をするのです。龍馬にもその本能がきちんと備わっているということですね。
 龍馬が振り返るときは、家族の誰かが何かの音を立てたとき。忙しく活動する母や妻の様子をうかがっているようです。「僕のごはんはまだかなあ…」
(2005年12月25日早朝撮影)

 昼間の龍馬は本当によく眠ります。ちょうど居間の南側の大窓のそばが日だまりになっているので、そこに横になって眠るのが大好きです。そして、少し暑くなるとカーテンの陰に隠れるわけです。ソファーの上も龍馬のお気に入り。とぐろを巻いて気持ちよさそうに眠っているでしょう?夜になってパパが帰ってきたら、龍馬はすぐにだっこされてしまいました。龍馬は甘えたいときには、簡単に捕まるのです。そしてパパの腕の中でうとうとしていたかと思うと、突然暴れて脱出しようとしたり。でも、基本的には龍馬は誰かのそばにぴったりとついているのが大好きなようです。(2005年12月14日・昼&夜撮影)

 龍馬は上の写真にあるように、わざと私や妻とソファーの背もたれの間の狭いスペースに入り込むのを好みます。自分が仲間はずれにはなりたくないという気持ちを満たしてくれる場所なのか、それともただ単に暖をとっているのかは彼に聞いてみないとわかりませんが、こういう表情を写真で改めて見せられると、親ばかにたってしまいますね。眠っているときの表情が魅力的なのは人間も動物も一緒ですか。(2005年11月17日・18日夜撮影)

 いつもは母が寝始めてもすぐに布団に入ってくることはない龍馬ですが、今晩はよほど寒かったのでしょう。母が布団に入ってすぐに龍馬も参加。母と同じ枕で一緒に寝ている龍馬を見てください。人間の赤ちゃんと全く同じでしょう?(2005年11月13日深夜撮影)

 今晩の龍馬君はもうおねむなのか、パパにだっこされても大人しかったのは最初のうちで、そのうち「パパ、もう降ろしてよ!」とばかり体をくねくねし始めました。そこで、リクライニングシートではありませんが、私が龍馬の姿勢を起こしてあげると、また居心地がよくなったようで、落ち着いた表情でカメラに写ってくれました。冬になって寒くなってきたせいか、龍馬はパパやママにだっこされるのが大好きです。(2005年12月4日夜撮影)

 この晩の龍馬君はパパの隣でぐたっとしたポーズをとっていたので、パパは龍馬の真似をしました。最初は驚いて顔を上げてしまった龍馬ですが、すぐにパパと同じポーズに戻りました。そして「パパは、いったい何やってるの?」という顔でパパをじっと見つめるのでした。ママとは大きな骨でお遊びです。パパとママが一緒にいると安心してくつろぐ龍馬です。人間の子供も、犬の子供も、やはり親がそばに寄り添ってあげる瞬間が大切なのですね。(2005年12月27日夜撮影)

 全国的に大雪に見舞われているこの厳冬の中にあって、この湘南地方は毎日がぽかぽか陽気です。冬の日だまりは心地よく、朝の散歩に行く前の龍馬は気持ちよさそうに、リビングの床の上に寝転がっておりました。まるで猫ですね。(2005年12月27日朝撮影)

 ソファーの一番奥は龍馬の定位置です。温かい毛布の上に更に龍馬専用の毛布を敷いて、龍馬はその上でとぐろを巻いていい気持ちになって眠ってしまいます。でも今日はパパとママに眠りを妨害されました。それでも人のいい(?)龍馬はパパとママのなすがまま。そこがこの子の可愛いところなのです。パパにもママにもお腹をなでなでされて、パパには大サービスのペロペロ攻撃を始めました。(2005年12月24日・クリスマスイブ撮影)

 今日の夜の散歩はパパとママと二人で龍馬に付き合いました。全般はパパはもっぱら撮影係。ラッキーにも、最近龍馬と大の仲良しになったという、恐らくは犬種はフラットコーテッド・レトリバー・ブラックで3歳のデューク君と、パピヨンのトイ君です。龍馬とデュークのじゃれ合いは5分以上は続いておりました。放っておけばそのまま延々とプロレスは続いたでしょう。今まで龍馬のじゃれ合いの相手は全てメスだったのですが、今回はオスということで、龍馬も成長したのかも知れません。夜の散歩では、龍馬はママから厳しく交通指導を受けておりました。曲がり角ではきちんと止まって左右を見るように言い聞かされておりましたが、果たして龍馬は理解していたのかどうか。ただ、ママが言う通りに行動はしていたので、ちゃんとわかっているのかも知れません。(2005年12月23日夜撮影)

 朝の散歩から帰ってきて、ママに足を拭いてもらっている龍馬です。早く解放されたくてときどき暴れようとするのですが、「あんよ、きれいきれいしなくちゃ、おうちにあがれないでしょ?」と声をかけると一瞬協力的になります。一瞬ですけれどね。(2005年12月18日朝撮影)

 龍馬がまだ気持ちよさそうに布団の上の陽の光が当たるところで寝ころんでいたので、パパはすかさず龍馬を枕にして眠り込んでしまいました。というのは嘘で寝たふりをしているのです。本当に思いっきり頭を乗せてしまったら、さすがの龍馬も逃げ出したに違いありません。ところが、優しい龍馬は私のなすがままになって動こうとしません。「たまにはパパの面倒をみてやるか」とでも思っていたのでしょうかね。(2005年12月17日朝撮影)

 福島からやっと帰ってきてくれたママにべったりの龍馬君。疲れてソファーに横たわっていたママの背中とソファーの背もたれの間の狭いスペースに入り込んで、文字通りママにべったりひっついています。疲れたママを心配そうにのぞき込む龍馬君の優しい表情も見えますね。龍馬にとってはパパは力一杯体当たりをして遊んでくれる相手であり、ママはあくまでも甘えたいお母さん役なのでしょう。龍馬は夜の12時近くになると急に目が覚めて一緒に遊べてせがみます。ちょうどこちらが眠くなる時間なのにね。その代わり、朝の龍馬はこのとおり寝ぼけ顔。全く楽しい息子です。(2005年12月15日夜・16日朝撮影)

 昼間のソファーの上でくつろぐ龍馬が見せる表情はまさに天使の表情。親ばかなのはわかっていながら、カメラのファインダーを覗きながら、この子は本当にきれいな顔をしているなあとつくづく思ってしまいます。テレビの動物俳優にでもなれそうな感じです。なぜこんな優しい表情をしているのかはわかりません。特にVIP待遇で甘やかして射るわけでもないのですが、ただ家族の誰かがいつも龍馬と接するようにはしているのです。買い物に行こうとして私がサブバッグを手にすれば、それは車で出かけるという合図なので、龍馬はすぐに玄関に急行します。そういうときは必ず車に乗せてあげるのです。龍馬はそうやって自分が家族の全ての人間に深く愛されているのをきっと感じているのでしょうね。疲れて家に帰っても彼の顔を見ていれば何もかも忘れてしまいます。(2005年12月7日昼頃撮影)

 龍馬は背中や両手両足の筋肉をあんまでほぐしてもらうのが大好きです。ときどき、自分から私たちのところにやってきて、背中を向けてお座りをすることもあるくらいです。背中気持ちいい気持ちいいしてよ、ということなのでしょうね。犬に肩こりがあるかどうかは知りませんが、あんまが始まるとじっとして動かないところを見ると気持ちいいのでしょうね。最後はパパに覆い被さってありがとうのペロペロ攻撃でした。(2005年12月5日夕方撮影)

 まあ、龍馬の写真を撮りだしたらきりがありません。最初の写真はパパが食事をしているときに、何かおこぼれがもらえないかと真剣に期待している表情です。ちょっとあきらめ気味の龍馬はせつない表情をしていますね。パパが朝早く仕事に出かけるときは、龍馬は必ずママに抱かれて見送りに来てくれるのですが、普段はまず目をあわせることがないのです。お別れするのが寂しいからなのでしょうね。ですから、カメラをまっすぐに見ている龍馬の写真は非常に珍しいと言えるでしょう。パパにだっこされた龍馬は、仕事に行っていてずっと会えなかったパパにめいっぱい甘えています。でも最後は大きなあくびなんかしていて、呑気なやつですよね。(11月24日朝〜25日夜にかけて撮影)

 龍馬は私がソファーに横になって本を読もうとしていたら、いきなり私の足下に飛び乗ってきて、自分のお尻で私のお尻を押しのけて陣地を確保しました。理由はただ一つ、ハロゲンヒーターの目の前で暖かい場所だからです。そこでうとうとし始めました。私と妻が入れ替わると、妻がテーブルの上のみかんを食べ始めたので、もうそわそわ。「僕も仲間に入れて」とばかり妻の周囲をうろつく龍馬でした。(2005年11月23日夜撮影)

 寝起きの龍馬はあくびばかり。夜早くうとうとし始めるものですから、朝方には目を覚まして、一緒に寝ている母の布団の中に入ったり出たりを繰り返しているそうです。おかげで母の方が寝不足状態。それなのに、たっぷり眠っているはずの龍馬はあくびの連発なのですからね。
 我が家はちょっとしゃれた構造を持っていて、設計の時に掘りごたつのある四畳半の板張りの部屋をリビングに少し重なるようにして作ってもらいました。上の写真はその南側の障子なのですが、我が家には小さな子供はおりませんから、障子を破る犯人は一人(?)しかおりません。そうです、庭を猫が通ったりするともう、リビングの網戸のところと、掘りごたつ部屋の障子のところを行ったり来たりしてしきりに見張りをするのです。きっと障子が邪魔になったのでしょうね。龍馬は思いっきり自分の顔がすっぽり収まるだけの穴を開けてしまいました。知能犯ですね。(2005年11月22日朝・23日朝撮影)

 2泊3日で福島の親戚のところに出かけていた妻の佳代子が戻ってきて、久しぶりに母と妻と私の3人が揃った夜だからなのでしょうか。龍馬はいつもとは全く違った甘えた素振りを見せました。食卓のところで妻と私に交互にだかって、そのまま動こうとしないのです。寒がりの龍馬は私たちの胸の暖かさが心地よかったのでしょうか。それとも赤ちゃんの頃に戻った心境だったのでしょうか。龍馬が初めて我が家にやってきたときも、車の中で上の写真のようにしっかりと妻に抱かれていた龍馬でしたからね。最近、少しずつ腕白になってきてはいても、やはりまだ子供なのでしょう。(2005年11月20日夜撮影)

 ひなたぼっこをしている龍馬です。ガラス窓に映っているのが自分自身だということにはもうすでに気づいているのでしょうか。イソップ物語に「欲張りな犬」という話がありました。肉屋から肉を盗んで逃げた犬は、川にかかった橋の上から川面を眺めるとそこには自分自身の姿が映りました。ところがその犬はそれが他の犬で、しかもくわえている肉が自分のものよりも大きく見えたので、思わず「ワン!」と吠えてしまったのです。もちろん盗んできた肉は川の中に落ちてしまいました。龍馬はそんな馬鹿な時限はすでに超えたのでしょう。気持ちよさそうですね。それもそのはず。この前に龍馬は庭で毛繕いをパパにしてもらったのでした。ものすごく毛が抜けて、龍馬も気持ちよさそうでしたよ。(2005年11月20日昼前撮影)

 今日は日曜日で家族みんなが家にいたからでしょうか。龍馬は精神的にとても落ち着いていたのではないかと思います。なぜなら、撮影した写真に写っている龍馬の表情がいつもよりずっと穏やかに見えるからです。まさに「癒し犬龍馬」ですね。ママの顔を舐めている龍馬も、ママをいたわるような優しい表情をしていますね。このページを更新しながら、「きれいな顔をしているなあ」としばらく見とれてしまいました。(2005年11月13日昼過ぎ撮影)

 龍馬は妻の佳代子が仕事から帰ってくるのを、こうして玄関の上がりかまちに転がってじっと待っています。「忠犬ハチ公」みたいですよね。寂しそうな表情を見てください。こんな龍馬の表情を見たら、仕事から少しでも早く帰ってあげたいという気持ちになりますよね。パパとママが揃うと龍馬はもうご機嫌。二人に捕獲されて写真撮影とあいなりました。そして、その後腰が痛くて私に相対法で足の長さを調整してもらった後、自分で腰の運動をしようとしていた佳代子を龍馬が襲撃しました。龍馬得意のペロペロ攻撃です。佳代子は息ができなくて腰痛よりも龍馬の攻撃の方が辛そうでした。(2005年11月12日夜撮影)